約 2,746,408 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/21421.html
擬龍兵 アサシン・ルイン VR 闇文明 (7) クリーチャー:ドラゴニュート/龍撃師団 5000+ ■龍化―闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。クリーチャーが下にあれば、このクリーチャーは進化クリーチャーとして扱われ、種族にドラゴン・ゾンビを追加する。 ■これが龍化していれば、このクリーチャーのパワーは+4000され、「W・ブレイカー」を得る。 ■自分のドラゴニュートがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにあるパワーの一番低いクリーチャーを、すべて破壊する。 ■ゲッシュ・バースト:自分のシールドゾーンにゲッシュがあれば、このクリーチャーは次の[バースト]能力を得る。バースト―クリーチャーが破壊された時、プレイヤーを1人選ぶ。選ばれたプレイヤーは、自身の山札の上から2枚を墓地に置く。 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト 満月の夜、影は龍と化す。 アンタッチャブルも暗殺できるようになった、ドラゴニュート版のスクリーム・アサシンです。 龍化させられれば自身が破壊されにくくなり、さらにゲッシュ・バーストによって墓地肥やしor山札破壊も可能。とはいえ、あんまり安定しなそうですが…。 収録 DMDC-05「王家戦記編 序:龍撃師団と6番目の王子」 評価 名前 コメント 関連 《恐怖の影スクリーム・アサシン》
https://w.atwiki.jp/seisakusya1/pages/322.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:介子推 【レベル】:80 【アライメント】:秩序/善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:30 【敏】:50 【魔】:20 【運】:30 【宝】:100┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:暗暗暗 【貯蔵魔力】■■■■■■■(上限7) 【現在の状況】:正常┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ { {i { { ¦ / `、 ゚。 ,' , } } i{ {{i { '/, ; ; , 。 ', , i } ! { ⅱ {'//, ヤ/∧ ', ⅰ ', i、゚。 ⅱ; } i} ,゙ j ハ {\ム 、 V ∧ , ⅱ }jムⅱ jj i j} j}} /,′ , {从Гニ=ヽ\ トミ}h、 ', ===}=从ハリ }i ∥ ∥ / ∧ {{ー=弌筵ミh、`}i¬i{ く斧弌筵テ=ー}j∥∥ /__/ /∧! 丶.,,_^^^`,,. ^| ¦\ ´^^``_ノj/ ///´7 `、ⅰ ! /レ' / ー', j| ,, j{__/ , ⅱ ` ∥'/ /', `ヾ.,,rぅ ∥/ / ]i、 ,心ト、 '゙ ] }h、 '''¨¨` ¨``''' ,心 j] '.ミ=ー-- 」_ h、 ` ー‐‐ ィi{ _ ニ| ゚。 ]ニ‐_ h、 ィi{ /_ ‐ニニ| `、、 }二ニ‐ _ }h、.,,_____,,,.ィ(_ ‐ニ二二ニ, \`ー ,二二二ニ=――==ニ二二二二二二, \ 二二二二二二二二二二二二二二二_┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:EX (種別:一般 タイミング:常時) ステータス比較時、敵陣側のバフ効果を無効化する。 また、彼の戦闘データは、直接対峙したものにしか、閲覧できない。 ┣サーヴァントとしての気配を絶つ。 発見することは不可能に近い。 ┗彼は半ば、その身を幽界においている。 ○神性:C (種別:一般 タイミング:戦闘勝利時) 戦闘で勝利した場合に振るダメージロールが、他のキャラクターに比べて多少強化される、 ┣神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。 ┗アサシンは死後、神仙に至り信仰を得るに至った。 ○精霊の加護:A (種別:一般 タイミング:常時) あらゆる【運】の判定時、自陣の【運】の数値に「+30」を加える。 ┗精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。 ○無冠の武芸:─ (種別:一般 タイミング:常時) 本来のステータスを、別のものに変更して相手側に提示する。 ┣様々な理由から、認められることになかった武具の技量。剣、槍、弓、騎乗、神性のスキルランクを ┗大幅に低下させ、属性を「中立/中庸」として表示するが、真名が明かされた場合消滅する。 ○無窮の武練:A+ (種別:一般 タイミング:常時) ステータス比較時、自陣側の結果を任意で「+1」ずらすことが出来る。 ┣ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 ┗心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○無心、砕石虎(むしんにて、せっこをくだく) ランク:A 種別:対人宝具 タイミング:【宝】選択時 消費魔力:ゲージ1つ 命中判定(自身の【宝】+1d100)が敵の回避判定(相手側の【運】+1d100)を上回った場合。 確定勝利とし、相手を聖杯戦争の盤上から排除する。 ┣生を越え、死を超越することで至る無心の境地に身を置き、相手を突けば。 ┣相手はただ立ち尽くし、崩れ落ちるのみ。 ┗この宝具を使用した時、宝具名は開帳されない。 ○終不見處所(そのいどころをみず) ランク:EX 種別:対霊宝具 タイミング:常時 消費魔力:なし 降霊宝具以外の、敵の宝具を全て無効化する。 ┣生を越え、死を超越することで至る無心の境地に身を置くことで、敵陣側の決め技を透かす事ができる。 ┣功を一切誇らず、ただ聖人君主への敬愛と忠義のために純粋に生きた、彼の生き様が宝具化した。 ┗この宝具を使用した時、宝具名は開帳されない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛. +擬態中 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:真名不明 【レベル】:50 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:20 【運】:30 【宝】:100┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:暗暗暗 【貯蔵魔力】■■■■(上限7) 【現在の状況】:正常┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ __ _ }\ . ァ -‐. . . . . . . . . . .ー-. . _ -‐ァ . . \ / / . . . . . . . 〈 i 、\ / 〉/ . . . . .;. . . . . Ⅵ∨ . // . . ./ // ./i . } | | |\, // . , ./ /, . ./ . . / . N i |i | ./i . //_ / ;. /} /} /! .. 」Lハ j〈i」√} .√ . ./ /ァ;-」/T }} ∧7ー-= } // /___, } } } } _ -=ニニ ∧ ′ ^ ̄ ノ ノ ノノ〉-‐==ミ r‐=ニニニニニ { 〉 _ . '’ /ニニニ _ ニニニニニニニ=- \ ,_、 / /ニニニ 【外からは、こうとしか見えません】 /ニニニニニニニニニ=-/ヘ _/ -ニニニニニ /ニニニニニニニニニニニ{ \アハ /⌒マニニニ ニニニニニニニニニニニ={ j」 ]/ニ=‐ 」ニニニ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:EX (種別:一般 タイミング:常時) ステータス比較時、敵陣側のバフ効果を無効化する。 また、彼の戦闘データは、直接対峙したものにしか、閲覧できない。 ┣サーヴァントとしての気配を絶つ。発見することは不可能に近い。 ┗彼は非常に影が薄い。 ○神性:E (種別:一般 タイミング:常時) 戦闘で勝利した場合に振るダメージロールが、他のキャラクターに比べて気持ち強化される、 ┣神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。 ┗アサシンへの信仰は、現在廃れてしまっている。 ~他に3つスキルが存在します~┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ~宝具が1つ存在します~┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/outerzone/pages/196.html
「全然釣れないわね……」 「そのうち釣れるよ! それに誰かと一緒にいられるだけで私は楽しいよ!」 二人の少女が一緒に釣りをしていた。 ひとりは黄色みがかった白髪の少女。 彼女の名前は錦木千束。この聖杯戦争の参加者である。元の世界では『DA』と呼ばれる国を守る組織に所属している。 もうひとりは黒髪の少女。彼女の名前は夏木花。千束が召喚したアサシンのサーヴァントである。 「それで千束は本当に聖杯は求めなくていいの? 聖杯があればあなた心臓も治せるのよ」 「それでも私には聖杯は必要ないかな。それに私は……自分が幸せだと思えるから! 聖杯は必要ない!」 千束が笑顔で聖杯は必要ないと花に伝える。 「千束がそれでいいなら私はもう何も言わない!」 花も笑顔で千束にそう伝える。 「花にこそなにか願いはないの?」 今度は千束が花に願いを聞く。 「私も特にないかな。聖杯にも興味ない」 「そっか……。花! 魚が釣れそうだよ!」 「本当だ! 絶対に釣る!」 釣りを楽しむ二人であった。 【サーヴァント】 【クラス】 アサシン 【真名】 夏木花 【出典】 仮面ライダーリバイス 【性別】 女性 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B 【属性】 中立・善 【クラス別能力】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に優れてる。 【保有スキル】 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 【宝具】 『アギレラ』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人 自分の過去と向き合い、前に進み出した、彼女の想いが宝具になったもの。自らの能力を上げ、敵を倒す。 【人物背景】 『仮面ライダーリバイス』の登場人物。 『仮面ライダーアギレラ』の変身者。 『デッドマンズ』と呼ばれる敵組織に所属していた少女。『デッドマンズ』に所属していた頃は『アギレラ』の名前は名乗っていた。 『五十嵐さくら(仮面ライダージャンヌ)』に救ってもらってからは『アギレラ』の名前を捨て、『夏木花』と名乗っている。 『アギレラ』の時のようなぶりっ子は鳴りを潜め、言いたいことをはっきりというようになった。 それから『仮面ライダーアギレラ』の変身者になり、最後まで戦い抜いた。 戦い終結後は新たな組織『ブルーバード』に所属している。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。マスターを最後まで守る。 【方針】 マスターに任せる。 【把握素体】 テレビドラマ『仮面ライダーリバイス&劇場版』 【マスター】 錦木千束 【出典】 リコリス・リコイル 【性別】 女性 【能力・技能】 『銃弾避け』 卓越した洞察力と常人離れした視覚によって 相手の射線と射撃のタイミングを見抜き、放たれた銃弾を回避する。 『デドニクス・コンバットマスター』 彼女が使用する銃。カバンに装備している。 『拘束用銃』 ワイヤーを発射して相手を拘束する。 『非殺傷弾』 彼女が使用するゴム弾。かなりの威力があるが、相手を殺さない銃弾。 【人物背景】 【リコリス・リコイル】の主人公。 『DA』と呼ばれる組織に所属している。 いつも笑顔で、明日より今日を全力で楽しむ少女。『喫茶リコリコ』で看板娘として親しまれており、人助けもたくさんしている。 実は『DA』に所属するリコリスでは歴代最強と呼ばれている。 だが心臓に問題があり、命の危険があったが、『殺しの天才』と見出され、『アラン機関』と呼ばれる組織から人口心臓を移植されている(それでも成人までしか生きられないとされている。) 絶対に人は殺さず、敵でも絶対に殺すことはない。 参戦時期はアニメ第9話で『井ノ上たきな』にデートに誘われる少し前。 【マスターとしての願い】 特になし。聖杯戦争を止める。 【方針】 協力してくれるマスターを探す。 絶対に誰も殺さない。犠牲も絶対に出さない。 【ロール】 とある学園の学生。 【把握素体】 アニメ
https://w.atwiki.jp/stselysium/pages/52.html
「さて、こんな所か」 男は安物のノートパソコンに自身が打ち込んだ文章の推敲を一頻り終えて、疲れ混じりの溜息を吐き出し全体重を椅子の背凭れに委ねた。長い時間キーを叩き続けた指の根元の部分は全てじんじんと言う痛みを発しており、言葉はなくとも男に休息を要求しているのが一発で解る。無論、彼にも休む事に異存はない。何しろ文章を執筆する事で生計を立てている身なのだ、もし腱鞘炎に等なろう物ならそれだけで飯を食いっぱぐれてしまう。 またそれ以前に今回の分の仕事は今打ち込んだ分で全てだった。普通文を書く仕事と言えば、決まった事を只書き写して終わりではなく、見やすさやレイアウト、読み手がストレスなく読解出来るか等にも気を配る必要がある。だが、あくまで現地の報告と記録を行うのが役目の彼には、そういう方向に気を配る事は要求されない。重要なのは可能な限り客観的に、詳細に、生々しくレポートする事。それさえ貫けていれば、然程記事を通すのに苦労はしないのだ。 後は念の為、明日の提出前にでももう一度見直しと微修正を加えてやれば完璧だろう。作業のお供にちびちび啜っていたエナジードリンクの余りを一気に飲み干して、男は厄介な仕事を終わらせた達成感に浸り、一人笑みを浮かべる。そのデスクの隅には、日焼けした写真立てが置かれていた。写真の中には彼と淑やかそうな美女、そして無邪気な笑みを浮かべる二人の幼い少女の姿があった。仲睦まじい親子のように見える写真の中の女三人と彼は、然し赤の他人だ。 「……元気にやってるかな、葵さん達は」 男は日本各地を飛び回り、様々な事件や事故の報告、レポートを執筆して生計を立てているフリーのルポライターだ。名前を、間桐雁夜。今でこそ平々凡々とした暮らしを送る何処にでも居そうな青年だが、"間桐"と言う苗字を耳にしたなら、一部の人間は驚きの表情を浮かべる筈だ。表の世界では少し変わった苗字程度の扱いでも、裏――"魔術師"の世界では、"間桐(マキリ)"の名は大きな意味を持つ。 遠坂、マキリ、アインツベルン。始まりの御三家と総称される魔道の名門、その一角。雁夜は実質の現当主、臓硯の次男坊であった。尤も息子と言うのはあくまで表向きの話であるのだが、其処の深い事情については此処では割愛する。彼と言う人間の事情を理解する上では、彼が嘗て間桐の家の人間だった、それだけで十分だ。 されど、今となっては雁夜と間桐家の間に繋がりは皆無だ。彼が不出来で父に見捨てられた訳ではない。寧ろ真実は逆、彼の方が間桐と言う家の魔術を嫌い、臓硯の下を出奔したのである。それが、今から十一年前の事。かの日から今日に至るまで、雁夜は一度として自分の実家に戻った試しはない。 が、冬木にはこうして定期的に戻って来ている。その度に彼が土産片手に顔を見せているのが、写真の三人だった。 禅定改め、遠坂葵。そしてその娘の凛と桜。 葵と雁夜は古くからの付き合い、言ってしまえば幼馴染の間柄に有った。雁夜はずっと葵に異性として想いを寄せていたが、彼女が他の男の手に渡ってしまっても、それを逆恨みするような真似はしなかった。彼女が幸せならば、その隣に居る人間は自分でなくても構わない。彼女の為を思えば、身を引く事に躊躇いはなかった。 “そう言えば、もう三ヶ月は逢ってないか――” ルポライターと言う職業柄、一つの場所に留まっていられる時間は長くない。必然的に彼女達母娘と会える機会は一ヶ月に一度有るかどうかだ。それでも、葵は雁夜をいつも暖かく迎えてくれた。桜や凛は彼が姿を見せると駆け寄ってきて、子供らしい笑顔できゃあきゃあとはしゃぐ姿を見せてくれる。 所詮は他人、そんな事は誰よりも雁夜自身が強く理解している。手が届く事はもう絶対に有り得ないと解っていながら、潔く彼女達の前から姿を消さず、定期的に会いに行っているのは只の未練だ。そう解っていても、雁夜とて人間だ。日々の傍らにあの母娘の笑顔を見る事は、彼にとって何より大きな楽しみだった。 「仕事とはいえ、久々に戻ってきたんだ。明日は桜ちゃん達の顔でも見てくるか」 時に――雁夜は今、出張を終えて故郷の街に戻ってきている訳ではない。たまたまこの冬木市での仕事が舞い込み、それを遂行する為に帰郷していた。その仕事と言うのが、先程まで彼が作成していた文書だ。雁夜は全く知らなかったが、近頃の冬木は随分と物騒な街に変貌してしまっているようだった。 原因不明の爆発事故、失踪事件。路傍で見付かった死体の数は今月だけで既に五体になる。東京のような大都心ならいざ知らず、こんな辺鄙な地方都市でこの数字は明らかに異様だ。其処でこの異変に目を付けた某出版社が、冬木出身のフリーライターである雁夜の下に依頼を持ち込み、雁夜はそれを引き受けた。それが、彼の今日までの経緯である。 素人目から見ても、今の冬木は不気味の一言に尽きた。空気が違う。雰囲気が違う。街のそこかしこから、何やら異様なものを感じる。これだけならまだ他人事で済むが、此処には葵やその娘達も暮らしているのだ。彼女達の無事を確認する為にも、雁夜は明日、あの愛らしい母娘に会いに行こうと決めた。 そうと決まればお土産を見繕っていかねばならない。幼い凛達は、自分のお土産を毎回楽しみにしてくれている。 お菓子が良いか、小物が良いか。どうしたものかと嬉しい悩みに口許を緩めたその時―― 「……ッ」 雁夜の頭に、まるで亀裂が走ったみたいな鋭く厭な痛みが走った。 「が、ぅ、ッ……!?」 何か目立った病気をした記憶はない。雁夜を今襲っているのは、正しく原因不明の痛みだった。その激しさたるや脳味噌をフォークでズタズタに引き裂かれているようなそれであり、雁夜は堪らず体勢を崩して椅子から転げ落ちてしまう。藁をも掴む思いで伸ばした手が、デスクの上の写真立てを弾き飛ばし床へと落とした。 地を這うような格好になりながら悶絶する彼の視界に、写真の中の愛すべき笑顔達が写る。どんな時でも彼の疲れを忘れさせてきた日溜まりの一シーンは然し、この時ばかりは間桐雁夜を支えてはくれなかった。寧ろ、その逆。写真を見た途端、彼を苛む頭痛の激しさは倍程にも膨れ上がった。 古今東西あらゆる病気の中でも最大級の痛みを齎すと言う群発頭痛もかくやの勢いで、激痛は雁夜を苦しめる。痛みで失神する事すら出来ず、気を抜けば舌を噛み千切りたい程の衝動に駆られる生き地獄。その中で再び視界に入る、写真。それをきっかけにまた強まる痛みの中、雁夜の脳裏に声が響いた。 ――――違う それは他でもない、間桐雁夜の声。これまでの人生で散々耳にしてきた、自分自身の声。 何が違うんだと自問する前に、視界が灰色に染まってテレビの砂嵐を思わせるノイズに覆われる。 そして、途切れ途切れに挿入される見た事のない映像、風景。可能なら一生見たくなかったと断言出来るような光景が、意識を沸騰させる激痛の中に次々流れていく。 見るからに窶れた想い人の顔。疲れ切った声。 人形のような空洞の表情で何かを言う凛。快活な彼女らしからぬ、硬く虚ろな眼差し。 そして暗い――昏い、もう二度と見る事はないと思っていた"蔵"の中、無数の淫蟲に群がられている、桜。 間桐雁夜と言う男が、嘗て守りたいと願った日溜まりの欠片が、他ならぬ彼の生家の手によって穢され、踏み躙られている光景。それを目にした途端、雁夜は全てを思い出した。記憶の復活と同時に込み上げてくる感情は、自分自身への絶大な憎悪。何故、何故俺は忘れていたのか。全て忘れ去って、白痴のように張りぼての日常を謳歌する無様を冒していたのか。俺がこうしている間にも彼女の心は壊され続けていると言うのに、一体俺は何をしている? 衝動に身を任せて、雁夜は自分の顔面に爪を立てる。ぎぎ、と裂けていく皮膚は正常な人間のそれでは考えられない程脆く、萎びていた。先刻までは確かに健康な成人男性の姿を保っていた筈の雁夜の全身は今や、彼自身でさえ気付かない内に二目と見られない有様へと変化を遂げていた。――否、あるべき姿へと戻っていた。 頭髪は一本残らず白髪に変わり、肌には至る所に醜い瘢痕が浮かび上がっている。それ以外の場所はすっかり血の気を失って土気色を湛え、宛ら幽鬼か何かのようだ。肉体にとっては最早毒素でしかない魔力の循環する静脈は破裂しそうな程膨張して、全身に赤黒い罅割れが走っている風にも見える。 見えない部分もずたずただ。特に左半身は酷い物で、いちいち手足を動かして確認しなくても麻痺しているのが解る程である。喉の粘膜も凄まじいまでに破壊され、固形物は金輪際喉を通りそうにない。一言、これで生きていられる事自体が異常。現に雁夜は今、その体内に巣食うある忌まわしい生物に援助され、どうにか生きていられる状態だ。この死に行く病人にしか見えない醜い姿こそが、間桐雁夜と言う人間の真実に他ならない。 「済まない――桜ちゃん、葵さん。でも、俺……漸く、全部思い出したよ」 自分が辿ってきた道。救うと決めた少女。そして、殺すと決めた外道。 全てを思い出す代償は決して安くなかった。聖杯によりこの世界の住人として溶け込めるよう施されていた身体機能の再生は記憶の復活と同時に解除され、今や雁夜は元の死に体同然の襤褸雑巾に逆戻りしている。されど、嘗て抱いた想いも末期の身体を動かす原動力も、これでやっと取り戻せた。 ――思い出す。自分が歩んできたこれまでの道。間桐臓硯の手に落ちた遠坂桜を救う為に、自分は十年以上も離れていた間桐の家に戻り、刻印虫を自らに寄生させて魔術回路を擬似的に拡張した。まさしく地獄と呼ぶべき苦痛と肉体が崩壊していく恐怖を耐え抜いた甲斐あって、魔術師として戦闘が行えるまでの領域に登り詰める事が出来た。 ――思い出す。変わり果てた、桜の姿を。実の父親に見捨てられ、非道の調教を受け続けていた彼女。一年と少しの時間を経て、彼女はすっかり変わってしまった。その人形のように無機質な昏い眼差しは、今目の前にある写真の中の彼女とは似ても似つかない悲愴さに満ちていた。 ――思い出す。自分が何を置いても殺し、報いを受けさせるべき外道の名を。その名は、遠坂時臣。葵の伴侶にして、凛と桜の父親である男。そんな立場に居ながら、自分の娘を進んで地獄に突き落とした、殺しても殺し足りない全ての元凶。あれが今ものうのうと息をしていると考えるだけで、雁夜は頭の血管が千切れそうになる。 そして、思い出す。自分が今此処に居る理由。これは、雁夜が参加していた物とはまた別種の聖杯戦争だと言う事を。 文句の付けようがない強さを誇る代わりに、爆発的な消耗で自分の余力を貪っていったバーサーカーの姿は此処にはない。だが、雁夜は理解していた。自分がこうして記憶を無事取り戻せたと言う事は、つまり"この"冬木の聖杯戦争に参加する権利を得た事に等しいのだ。 バーサーカーの強力無比な力が借りられないのは痛いが、考えようによっては令呪で戦いを中断させなければ自滅するような瀬戸際の戦いを強いられる事が無くなるとも取れる。サーヴァントが呼べないかもしれないとは、雁夜は毛頭思っていなかった。何故なら、自分はこうして聖杯に選ばれ、その試練を越えたのだから。自分を勝利に導いてくれる英霊は、直にその姿を見せるだろうと踏んでいた。 それでも――間桐雁夜には時間がない。舞台が変わり、手駒も変わるとはいえ、常時満身創痍の彼にしてみれば寿命が僅かに伸びたくらいの違いでしかないのだ。一刻も早く勝ち、聖杯に願わなければ。桜を救い、葵と凛に笑顔を取り戻し、憎き時臣を二度と母娘の前に現れられないように断罪しなければ、自分のこれまでは全て無駄になる。そうなっては、死んでも死にきれない。 「……来い」 雁夜は、未だ現れない自分のサーヴァントへと命ずる。今すぐにその姿を現せ、と。 それに呼応するように、無味乾燥とした室内を照らす白熱灯が、停電の前兆のように点滅を始めた。 最初は明かりが消えている時間の方が短かったのが、どんどん暗闇の時間が長くなっていく。バーサーカーを呼び出した時に比べれば肉体に掛かっている負担は微々たる物だが、それでも体内の疑似魔術回路に負荷が掛かっているのが解った。雁夜は、確信する。サーヴァントの召喚は、既に成っていると。 やがて明かりが完全に消え、部屋を照らすのは窓越しに差し込む月の光のみとなった。現代に生きる人間にしてみれば余りにも心許ない自然の明かり。その中で、間桐雁夜は霧のように虚空から姿を現した、一人の女を見た。月明かりに照らし出されたその女の顔は――激痛も忘れて息を呑む程、美しかった。 「――なんだ。辛気臭い部屋だな」 烏の濡羽めいた美しい漆黒の髪。肌は絹のようにきめ細やかで、染みや出来物の一つも見られない。 東洋出身の英霊なのか、衣服は青みがかった着物を纏っている。……のだが、その上から赤いジャンパーを羽織ってもおり、服装はなかなかどうして奇矯なそれであった。凡そまともな美意識を持つ人間ならば、誰もが美人と認識する。雁夜の召喚した彼女は、それ程までに整った容姿を持つ英霊だった。 「それで? おまえかよ、オレを呼んだ奇特なヤツは」 「……オマエ、が……」 「一々説明する必要有るか? ……まあ良いや。サーヴァントだよ、おまえの。クラスはアサシンだ」 アサシン――暗殺者か。雁夜は内心、外れを引いたなと思ったが、此処でそれを表情や態度に出す程彼は阿呆ではない。前の理性なき狂戦士ならばまだしも、今回の英霊はちゃんとした自我と理性を持っている。彼女の癇に障って瞬時にお陀仏なんて事態に陥れば、笑い話にもなりはしない。 それに、正面戦闘で劣るからと言って使えないと看做すのはそれこそ早合点が過ぎると言う物だろう。極論、聖杯戦争なんて物は敵を殺せればそれで良いのだ。今更手段の卑劣さどうこうについて躊躇いを抱ける程、雁夜に余裕らしい物は残されていなかった。 楽観も悲観も不要だ。大事なのは、サーヴァントを召喚出来たと言う事実のみ。聖杯戦争を戦い抜くに当たって、英霊の存在は言わずもがな大前提である。近代兵器や急ごしらえの魔術師の浅知恵でどうこう出来る程、サーヴァントと人間の間の戦力差は小さくない。後は彼女を使役し、戦うだけだ。全てのサーヴァントを斃し、黄金の塔とやらが出現する条件を満たすだけだ。先を見据え、決意を一層強める雁夜に対し、呼び出された暗殺者は気怠げな声を掛けた。 「ところで、おまえはどうする気なんだ」 その質問に、雁夜は思わず眉を顰める。 どうするか等、決まっている。聖杯戦争は願いを争奪する戦いだ。ならば、他の主従を蹴落とす以外に一体何が有ると言うのか。微かな苛立ちを押し殺しながら、雁夜は身体を部屋の壁に凭れさせ、喘鳴混じりの返事を発する。 「殺す。……全員だ。そして、聖杯を獲る」 誰であろうと、敵は敵だ。今回の聖杯戦争の性質上、ほぼ事故のような形で巻き込まれた者も居るかもしれない。その事は、雁夜とて承知の上。それでも、最早形振り構っていられる状況ではないのだ。この聖杯戦争が駄目だったから元の世界に帰って再びあの聖杯戦争を続行する、なんて日和った姿勢は通らない。勝てなければ、永遠に桜が救われる事はない。だからこそ雁夜は、立ち塞ぐ全ての敵を鏖殺する事に毛程の躊躇いもなかった。 鬼気迫ってさえいる雁夜の言葉に、返ってきたのは同意でも反発でもなく――溜息。心底呆れたような、雁夜の正気を疑っているかのような嘆息の音だった。 「聖杯ね。……あのさ、おまえ。本気で願いが叶うなんて与太話を信じてるのか?」 「……何、だと?」 その言葉は、凡そサーヴァントが口にするようなそれではなかった。 何せ、彼女が今口にしたのは聖杯を信用していないと言う旨だ。普通、サーヴァントは聖杯に託したい願いを抱えて召喚される物と雁夜は聞いている。中には願いを持たない例外も居るのかもしれないが、そもそも聖杯の権能自体を疑っているサーヴァント等、異例どころの騒ぎではないだろう。 「潰し合った末に最後まで残った二組にはどんな願いでも叶えて差し上げますよーって、其処らのセールス販売の方がまだ幾らか信用出来る文句使うぜ。百歩譲って聖杯のチカラとやらが本物だったとしても、今回の――」 「黙れ……ッ! お前は、俺のサーヴァントだろうが! なら意見なんかせず、俺を勝たせる為だけに戦えッ!!」 アサシンの台詞を遮って、雁夜が口角泡を飛ばして怒鳴り声をあげた。只でさえ瀕死の病人もかくやと言った顔は、怒りで血管が普段以上に浮き出て怨霊か何かとしか思えない有様と化している。大声を出しただけで心臓の鼓動が短距離走でもした後のように早まっている自身の肉体の朽ち果てぶりに嫌気を覚えながら、雁夜はアサシンの言葉に惑わされるなと自身を諭す。己には聖杯しかないのだから、それを疑えば全てが終わってしまう。 そんな雁夜の様子に肩を竦めれば、好きにしろよ、とだけ言い残してアサシンはあっさりと踵を返した。待て、とその背中を引き止めようとするが、もう遅い。声が部屋の壁で反響する頃には、彼女の美しい姿はもう何処にも見えず、霊体化が完了した事を不気味な程の静寂が暗に告げていた。 “そうだ……俺は、勝つ。勝って何もかも、全部終わらせるんだ” 桜が、これ以上苦しまなくて良いように。 葵や凛が、また桜と一緒に笑えるように。 彼女達を不幸の底に突き落とした遠坂時臣が、桜の味わった何倍もの苦しみの中で報いを受けるように。 間桐雁夜には聖杯が必要だった。間桐臓硯の奸計も及ばないこの地でそれを掴み、運命を変えなければならなかった。 そんな彼の脳裏には――いつまでも、アサシンが最後に言い掛けた"何か"の事が引っ掛かっていた。 あの時、彼女は何かを言おうとしていた。それが解ったから、雁夜は自分の耳に入れない為に大声をあげて遮ったのだ。きっとその言葉を聞いてしまったなら、自分の中の何かが揺らいでしまうと言う確信が有った。だから雁夜は、迷わない為に彼女の親切心から目を背けた。全ては、聖杯を手にする為に。魔術師なんて生き物のせいで狂ってしまった何もかもを元通りの形に直す為に。 憐れな落伍者は、約束された破滅の道を突き進む。振り返る事なく、突き進む―― ◆ ◆ 「やれやれ。面倒な男に召喚されちまったもんだな、オレも」 アサシンのサーヴァントとして召喚された和服に赤ジャンパーの彼女は、雁夜の自室を出て冬木の夜風に当たっていた。空には月こそ出ているものの不吉な分厚い雲が所々立ち込めていて、風も良からぬ物が滲んでお世辞にも居心地は良くない。聖杯戦争になんて呼ばれるもんじゃないと、既にアサシンは心からそう思っていた。 間桐雁夜は知らない事だが、本来、この彼女は聖杯戦争に呼ばれる存在ではない。英霊の座に登録された英雄等ではなく、サーヴァントとしての在り方も擬似サーヴァントのそれに近い変わり種だ。言ってしまえば彼女の存在は、此度の聖杯戦争が正規の聖杯戦争とは一線を画した異常なモノで有ると言う事の証左である。 アサシンが先程雁夜に言った内容は、違わず彼女の本心だ。願いを叶える聖杯だなんて、これ以上胡散臭い響きもそうそう無いと心の底からそう思っている。……とはいえ、現実にこれ程の規模の戦いが行われようとしているのだ。売り文句通りの代物かどうかは置いておくとしても、聖杯なる存在に途方もない力が有る事はほぼほぼ間違いないだろう。やはり疑わしい話では有るが、ひょっとすると、本当に聖杯は願いを叶える万能の願望器として勝者の手元に渡る算段となっているのかもしれない。だがそれでも、アサシンはこの聖杯戦争に対して懐疑的だった。 「……どうも、厭な臭いがする。あの死に体には酷だが、こりゃ確実に裏に何か有るぞ」 そも、聖杯戦争と言う機構そのものが何より疑わしい。この偽りの冬木市からは、不穏な陰謀の香りがする。 何者かの悪意ある計略が根付いていると、アサシンの本能と長年の経験がそう告げていた。なればこそ、聖杯戦争なんて面倒な催しには混ざらず、早急に事態を終息させて帰る方向で戦おうと思っていたのだが――然しマスターが悪い。あの場で少し話しただけでも解った。彼は、どんなに粘り強く話しても絶対に聞かないだろう。勝利へ懸ける情熱が妄執だとか狂気だとか、そう言う次元に達してしまっている。あれは碌な終わりを迎えないなと、アサシンはそう思った。 「ま、サーヴァントとして呼ばれたんだ。期待には応えてやるよ」 戦えと望むのなら、是非もない。サーヴァントとしての役目を果たして、さっさとこのけったいな場所を後にするとしよう。もしも裏で糸を引く何者かの存在を突き止められたなら、その時はその時だ。深く考えた所で、こんなイレギュラーだらけの状況ではプランなんてまるで当てにならないのだから無意味と言う物である。 アサシンの眼にはこの世界でも変わることなく、物体に走る朱い線が映っていた。それは、死の線だ。可視化された死。嘗てアサシンが死の淵で開眼した、最上級の魔眼による視界。――彼女の両眼窩に収まった魔眼の名を、直死と言った。真っ当な精神構造では発狂しても可笑しくない終末の世界を常に覗き込みながら、この少女はこれまで生きてきた。 彼女の真名を、両儀式。万物に共通する終わりを司る、「 」への可能性を秘めたる魔眼の烏―― 【クラス】 アサシン 【真名】 両儀式@空の境界 【ステータス】 筋力E 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運A+ 宝具EX 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 単独行動 A マスターからの魔力供給を断っても暫くの間は自立出来る能力。 もしかしたらマスターとか居なくても何とかなるのでは? と思わせる程の単独行動っぷり。 然し、魔力が足りていようといなかろうと、寂しくなったら消えるのでマスターは必要らしい。 【保有スキル】 直死の魔眼:A 魔眼と呼称される異能の中でも最上級の物。 異能の中の異能、希少品の中の希少品。無機・有機問わず、"生きている"物の死の要因を読み取り、干渉可能な現象として視認する。直死の魔眼から見た世界は"死の線"で満ちた終末の風景であり、真っ当な精神構造ではこれと向き合っての日常生活は難しい。 アサシンは普段、焦点をズラして物事を俯瞰する事でこの異様な視界と折り合いを付けている。 陰陽魚:B 陰陽螺旋。痛覚残留。 ――是を生かしたくば即ち是を殺し、是を叶えたくば即ち是を損なう。 恩恵と損失は表裏一体。宛ら男女の関係のように。 心眼(偽):A 第六感による危険回避。 技術と研鑽を用いて避けるのではなく、天性の才能による危険予知回避。 【宝具】 『唯識・直死の魔眼』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 直死の魔眼を最大限に解放し、死の線を両断する。 その個体における死の概念を切断するので数百の命のストック、数億の寿命をも無効化する。 死は決して避けられない現象、終わりは万物に共通する。 『■■■■』 ランク:EX 種別:対?宝具 レンジ:1 最大補足:1 陰陽ならぬ両儀。 其れは「 」から生じ、「 」を辿る者。 両儀に別れ、四象と廻し、八卦を束ね、世界の理を敷き詰める者。 この宝具は普段封鎖されている。アサシンがこれの存在を知覚する事も、ない。 【weapon】 基本的にはナイフ。 然し本来得手とするのは日本刀による剣術で、日本刀で戦う場合、自己暗示によって自身の身体を戦闘用に作り変え限定的ながらも超人じみた身体活用や未来予知等の潜在能力が扱えるようになる為、平常時とは段違いの戦闘力を発揮する。 【人物背景】 対丈に単衣の着物の上に革のジャンパーを羽織った少女。 一見して冷たく、排他的。男口調かつ男性のように振る舞うが、根はどうしようもなく女性的。 サーヴァントとしては極めてイレギュラーな存在で、ざっくり言ってしまえば疑似サーヴァントとして現界している。 元々の彼女はサーヴァントに及ばず、ある条件を満たした状態でやっと戦闘になると称されていたが、現在は疑似とはいえサーヴァントとして現界している事から素でサーヴァント達と互角に立ち回る事が出来る。 本来彼女が召喚に応じた場合、もう一つ別な存在が呼び出される事になるのだが――…… 【サーヴァントとしての願い】 願いを叶えるだとか、眉唾物の話に興味はない。 【マスター】 間桐雁夜@Fate/Zero 【マスターとしての願い】 聖杯を手に入れ、桜ちゃんを救う 【weapon】 なし 【能力・技能】 優れた才能があったがこれまで魔術鍛錬を全くしていなかった為、寄生させた刻印虫による擬似的な魔術回路を用いる。 使い魔として与えられた"視蟲"などを用い、切り札は牛骨すら噛み砕く肉食虫"翅刃虫"の大群使役。 身体に宿した刻印虫が宿主の身体を蝕む為、頭髪は残さず白髪になり、肌は死人のような土気色に変色し、左半身は一度麻痺して感覚が遅れ、顔の左半分は硬直して左目は視力を失い、不整脈も日常茶飯事、固形物が喉を通らないためブドウ糖の点滴で賄う等、近代医学の見解からすれば既に生体として機能するのがおかしい有様を魔力で延命している状態。 魔術使用や魔力精製は蟲の活性化による肉体への負荷と破壊を意味し、魔術行使の際の肉体への負担は他の魔術師の比ではない。戦いの決着が着く前に体内の刻印虫に食い潰される可能性も充分にある、真の意味で"死の危険と隣り合わせ"の魔術師。 【人物背景】 魔術師の家に生まれながら、魔術を嫌って家を出奔した過去を持つ男。 然し自身が間桐の継承を拒んだ事により最愛の幼馴染の娘、桜が犠牲になった事を知り、彼女を救い出す為に自分の肉体を破壊する無茶をして聖杯戦争に名乗りを上げた。が、そもそも彼を魔術師に仕立てた臓硯にはまるで期待されておらず、その破滅は初めから決定的な物であった。 【方針】 全ての敵を殺す。
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/3553.html
2018年の夏イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて実装された期間限定★4アサシン。 牛若丸(ライダー)の水着霊基。 ステータスはATK偏重。同レアリティのアサシンの中では、実装時点トップだったカーミラを僅差ながら越えトップのATKを誇る(現在はグレイも同率)。 カード構成はQQQAB。Hit数はQ4/A4/B3/EX6。QのHit数が多いが、AのHit数も多いため、カード全体としてのNP効率は悪い。 アサシンのクラススキル「気配遮断 C-」に加えて、「騎乗 A+」を引き継いでおりスター生成能力が風魔小太郎に並ぶほど高い。 さらに保有スキル「鞍馬の申し子 A+」やクラススキル「単独行動 A+」により自ら生み出したスターの運用にも長ける優秀なQuickアタッカー。 属性は中立・夏・人に変わっている。〔愛する者〕〔源氏〕特性を引き継いでいる。 スキル 【スキル1】動物会話 D CT 8-6 最大でNP40%獲得する。 NP効率が然程良くない牛若丸にとっては重要なNPソースとなる。 また、同クラス内ではNP獲得スキル自体が希少なため、シンプルな性能でありながら牛若丸に宝具の撃ちやすさというアイデンティティを与えているスキルでもある。 【スキル2】天狗の遊法(夏) EX CT 7-5 自身に回避状態(1T)とQuickカード性能アップ(3T・最大30%)を付与する。 最短CT5での回避に加えて、主力となるQuickカードや宝具の性能を底上げする他、3T持続のため宝具連発にも対応できる強力且つ使いやすいスキル。 【スキル3】鞍馬の申し子 A+ CT 7-5 自身にスター集中度アップ(1T・最大500%)、弱体無効状態(1T)、通常攻撃時に低確率で強化状態解除する状態(1T・40%)を付与する。 Lv1時点で集中度408とライダークラスの約2倍集中できるようになり、クリティカルを安定して狙える。 自ら生成したスターを効率的に消費できる他、低確率ながら無敵・回避他の厄介な敵バフを解除しながら攻撃できる。 育成によって火力に直結しないため、スキル1、スキル2と比べると育成優先度は低め。 宝具「 天狗ノ羽団扇・暴風 (てんぐのはうちわ・あからしまかぜ)」 Quick属性の全体攻撃宝具。多段ヒットするため、こちらでも多量のスタ―を生成できる。 追加効果のQuick攻撃耐性ダウンは3T持続のため、宝具QQEXの追撃以外にも次ターン以降に自ら生成したスターをスキル3で操作して殴る使い方とも噛み合う。 もう1つの追加効果は攻撃強化状態の解除だが、スキル3と違い「攻撃」強化状態に限られる点に注意。 攻撃強化状態とは攻撃力アップ、カード性能アップ、クリティカル威力アップ、宝具威力アップなどが含まれる。 2022/8/4実装の強化クエストクリア後は、ダメージ基礎倍率が強化され、〔秩序〕特攻が追加。 一部のサーヴァント相手には特にダメージが増加するようになった。 + 〔秩序〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 5 アルトリア・ペンドラゴン アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕 紅閻魔 徴姉妹 シャルルマーニュ 4 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕 ラーマ ランスロット ガウェイン 柳生但馬守宗矩 ディルムッド・オディナ 蘭陵王 ラクシュミー・バーイー 斎藤一 ローラン 3 ジル・ド・レェ フェルグス・マック・ロイ ベディヴィエール 1 イアソン 弓 5 アルジュナ アルトリア・ペンドラゴン イシュタル ジャンヌ・ダルク 4 織田信長 トリスタン 浅上藤乃 ケイローン ナイチンゲール〔サンタ〕 ゼノビア 3 ダビデ ウィリアム・テル 槍 5 カルナ アルトリア・ペンドラゴン 4 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 ヴラド三世〔EXTRA〕 源頼光 パールヴァティー ワルキューレ 秦良玉 長尾景虎 謎のアルターエゴ・Λ 宇津見エリセ 虞美人 パーシヴァル ドン・キホーテ 3 クー・フーリン クー・フーリン〔プロトタイプ〕 ヘクトール ディルムッド・オディナ 2 レオニダス一世 ガレス 騎 5 ケツァル・コアトル アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 イヴァン雷帝 アキレウス レオナルド・ダ・ヴィンチ コンスタンティノス11世 4 マリー・アントワネット マルタ アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕 坂田金時 イシュタル 2 ゲオルギウス 術 5 玄奘三蔵 マーリン 不夜城のキャスター 4 メディア〔リリィ〕 トーマス・エジソン ニトクリス マリー・アントワネット ギルガメッシュ 美遊・エーデルフェルト 3 クー・フーリン アヴィケブロン 2 ハンス・クリスチャン・アンデルセン 殺 5 クレオパトラ “山の翁” セミラミス 光のコヤンスカヤ 4 不夜城のアサシン ニトクリス 虞美人 グレイ 3 ヘンリー・ジキル&ハイド 百貌のハサン 静謐のハサン 2 呪腕のハサン シャルル=アンリ・サンソン 狂 5 坂田金時 ナイチンゲール 土方歳三 項羽 アルジュナ〔オルタ〕 モルガン 4 ランスロット エルドラドのバーサーカー 3 ダレイオス三世 盾 3 マシュ・キリエライト 裁 5 ジャンヌ・ダルク 天草四郎 始皇帝 アルトリア・ペンドラゴン アムール〔カレン〕 4 マルタ ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕 アストライア レオナルド・ダ・ヴィンチ 讐 5 スペース・イシュタル 月 5 ジナコ=カリギリ 殺生院キアラ 分 5 メルトリリス キングプロテア 4 パッションリップ メカエリチャン メカエリチャンⅡ号機 降 5 アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕 4 謎のヒロインXX エネミー 女神ロンゴミニアド、ソロモン(終章)、超ベイビィカレン 総括 スターの生成と運用、NP獲得スキル、回避、Quickバフと、非常に使いやすくまとまったサーヴァント。 QカードでのHit数は1少ないが、スキル・宝具も含めた総合的な星出し性能はジャック・ザ・リッパーに勝るとも劣らない。 どのカードもHit数が多くある程度スターを出せる反面、Arts4Hit故にN/Aが0.54になっているため主力となるQuickでのNP回収が控えめな点と、 アサシンクラスに付きまとうATKの下降補正には注意が必要だがしっかりサポートすれば相応の活躍を見せてくれるサーヴァントである。 スカディシステムについて スカサハ=スカディを用いても、残念ながら3連射できる他の全体Q鯖に比べて宝具での基本リチャージ量が半分程度しかなく、NP獲得量を増やすスキルも持っていないため似たような運用は難しい。 オダチェン孔明を使えばスキルのみでNPを190%溜めることが出来るため3連射が可能。 同じ運用が出来る鯖としてアストルフォがいるが、宝具強化の分、等倍火力ではあちらの方が有利。 こちらは星出しとクリ殴りで高HPの3Wボスに対応できるが、カード運に左右される点に注意。また騎を相手にする場合、未凸カレイドスコープでもシステム運用が可能になる強みはある。
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/34.html
人吉善吉&アサシン ◆iDawWxUUzg 「傑作だな、聖杯戦争」 ◇ ◇ ◇ 生まれた時から、彼女は総てにおいて満たされていた。 恵まれた家庭環境、才覚に溢れた身体と頭脳。 他の人ができないことを簡単にやってのける彼女を、尊敬していた。 それが、眩しくて、愛おしくて――少しでも追いつこうと努力した。 「子供の頃から、めだかちゃんの横に並び立てる男になりたいと俺は努力していた」 いつかはきっと。 その想いを胸に、ひたすらに前を向いてきた。 あらゆる知識を頭に詰め込んで、あらゆる武術をかじり、自分に適応するモノを極めて。 ただ一人、彼女の為に。そして、何よりも誰に対しても真っ直ぐでいられる自分で在り続ける為に。 人吉善吉は、努力の最果てまで辿り着いたのだ。 「だけど、もっと見るべきもんもあったんだよな。言ってやるべきだった、めだかちゃんに」 だが、その最果てで見た景色は、違った。 絶対に正しいと信じていた彼女は歪で、救われない女の子だった。 何処にでもいるありふれた少女。正しさに動かされているだけのか弱い女の子だった。 「ナメてんなよ、バーカ。お前が全部背負う必要なんざ何処にもありやしねぇってな」 そして、善吉は気づいてしまった。 間違いを正さないと――彼女は破綻する。 黒神めだかはどうしようもなく報われず、救われない。 「聖杯戦争。万感の想いも世界へと響かせる聖杯なら、めだかちゃんの呪縛も無くなるのかねぇ」 そうして、善吉はめだかに期待することを諦めた。 立たないといけない。振るわないといけない。 彼女を抜きに、自分が正しいと思える拳を。 ――それなら、これを使うといい。 安心院なじみはそんな善吉を、くつくつと嗤いながらも、認めた。 これまでの『主人公』を押しのけてでも。めだかと敵対することになってでも。 自分だけの想いを貫く覚悟をついに得たことを。 オリエンテーションで打ちひしがれていた善吉に差し伸べられたモノは赤いテレホンカード。 「ま、取れる手段は何でも取らないといけねぇか」 願いを叶える戦争へと誘う魔性の宝具を、善吉は手に取ることを選んだ。 命の保証はない。もしかすると、何も得ることができず死にゆく結末がまっている可能性だってある。 そんな、なじみの優しい忠告をはねのけ、善吉は頬を釣り上げて笑った。 ――命ぐらい懸けれなきゃ、俺は一生めだかちゃんに追いつけねぇよ。 この決意は、間違いなんかじゃない。 人吉善吉が一人で考え、一人で決めた願いの意志。 だから、 「つー訳だ、力を貸せッ!」 彼は迷いなく、テレホンカードを公衆電話の差し口へと押し込んだ。 ◇ ◇ ◇ 「いいや、戯言だね。聖杯戦争」 ◇ ◇ ◇ 「よう、愉快なお祭り騒ぎへの招待状――確かに受け取ったぜ」 そして、天戯弥勒の開催宣言を経て、人吉善吉は此処にいる。 「……えーっと、アンタがサーヴァントでいいのか?」 「ったりめーだろ。どっからどう見てもサーヴァントじゃねーか」 「いや、見るからに普通の男子高校生なんだけどよ……」 善吉の前に現れたサーヴァントは一見しても、化け物じみた雰囲気を出さない普通の青年だった。 茶色に染めた髪、胸元を開けた制服に、鋭い目つき。 年齢的には、自分とそこまで変わらないだろう。 「おいおい、心配すんなって。見た感じ、強そーじゃねーって自覚はある。 だが、肝心なのは中身? そうだろうが、つーかそうだから」 「そういう意味じゃなくてさ。俺と同年代の奴が出てきて驚いただけだっての。 こっちは最初から信じてるよ、アンタのこと」 そんな心配を読み取ったのか、サーヴァントは皮肉げに笑った。 最後の一人になるまで生き残る。その果てに、聖杯は産声を上げるらしい。 全く、大した苦難の道程だ。 もっとも、相対するサーヴァントはそんなこと知ったことではない。 サーヴァントが求めているのは何が何でも勝ち抜く決意。何を切り捨てて、何を掴み取るかを決める一歩なのだ。 「……そういう照れることを真正面から言うかねぇ。お前、人誑しだな?」 「は、はぁ?」 「ま、ともかくだ。呼ばれたからには勝ちに行きたいね」 願いを叶えるには代償が存在する。重複した願いは、争いを生む。 聖杯戦争ではありふれた茶飯事であり、常識とさえ言える絶対のルールだ。 「ああ。というか、アンタにも願いがあるんだな」 「当然だろ。願いがあるからこそ、サーヴァントになってんだ。 何事にも報酬ってのは必要だぜ? 生憎とボランティアは嫌いなんでね」 だから、迷うな。一直線に聖杯を勝ち取るべく、駆け抜けろ。 サーヴァントは善吉に対して言外に伝えているのだろう。 「そんで、俺の願いが聞きたいってか。言ってしまえば簡単なんだけどよ。 つまるところ、リベンジマッチだ。もう一度、やり返したい奴がいるんだよ。 無様に負けちまったから、今度こそ俺は勝ちたい。負け犬のまま終わるのは御免なんでね」 サーヴァント――垣根帝督のすることは英霊になる前と変わらなかった。 上へと登り、自分こそが最強だという証明を勝ち取るのだ。 例え、マスターに理解されずとも、知ったことか。 彼の根本は英霊になろうとも、揺らがない。 「へっ、シンプルでいいじゃねぇか。それに、そういうのわかるぜ。 俺も負けたまま終わるのは嫌だ。どうせなら、勝ちに行きてぇよ」 だが、今回当てられたマスターは――少し違った。 彼の願いを馬鹿にせず、笑って肯定してくれる変わった奴だ。 それが、帝督の頭に強く残った。 【マスター】人吉善吉@めだかボックス 【参戦時期】第一回オリエンテーリング終了後。 【マスターとしての願い】黒神めだかを打ち砕く。 【weapon】なし 【能力・技能】 『欲視力』 他人の視界を覗くスキル。 『サバット』 大抵の武術はかじった善吉だが、その中でも足技を多用するサバットを一番の得手としている。 また、銃火器対策も積んでいる。 『???』 なぜかは知らないが、異常性を持った人物に好かれる。 ある意味、人誑し。 【人物背景】 めだかボックスの主人公。箱庭学園の第98・99代生徒会庶務を務めている1男子生徒。 ヒロインであり、主人公でもある黒神めだかとは2歳の頃からの幼馴染。 昔からめだかの正しさを信じ多大な好意と信頼を寄せていたが……。 【方針】 聖杯を取る為にも、生き残る。 【クラス】 アサシン 【真名】 垣根帝督@とある魔術の禁書目録 【パラメーター】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 運D 宝具A 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:D 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 見切り:B 敵の攻撃に対する学習能力。 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 生存:B 暗部に長くいる経験からか、戦場にて生還する事に長けている。 対魔力:C 精神汚染系の魔術に対する強い耐性を持つ。物理的耐性にも強い。 未元物質を纏うことで得られるスキル。 【宝具】 『未元物質』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1 学園都市第二位のレベル5であった垣根帝督が有する、 「この世に存在しない素粒子を生み出し(または引出し)、操作する」能力 。 及びそれによって作られた「この世に存在しない素粒子(物質)」。 能力仕様の際は基本的に天使のような白い6枚の翼の形になる。 これらの能力を活かし、飛行や防御・打撃・斬撃・烈風・衝撃波・光攻撃に応用が可能。 また、未元物質を利用し、体の傷を癒やすことも出来る為、かなり万能である。 【Weapon】 拳銃。 【人物背景】 学園都市で暗部組織、『スクール』のリーダーを務めていた青年。 能力『未元物質』を所持する、学園都市第2位の超能力者(レベル5)。 基本的に敵でない一般人は攻撃しないし、敵を許す寛容さもあるが、逆上すると周りに気を使わなくなる。 それでも裏社会ではまだ人間味のある方だが、一方通行にはチンピラと酷評されるレベル。 【サーヴァントとしての願い】 再誕。一方通行へのリベンジ。 【基本戦術、方針、運用法】 宝具を活かした機動戦、もしくはトラップ主体の待ち戦術。 正面戦闘もこなせるが、長期的な戦いを踏まえ、消耗は避けたい。 BACK NEXT 012 エレン・イェーガー&アサシン 投下順 014 間桐雁夜&バーサーカー 012 エレン・イェーガー&アサシン 時系列順 014 間桐雁夜&バーサーカー BACK 登場キャラ NEXT 参戦 人吉善吉&アサシン(垣根帝督) 016 LIKE A HARD RAIN
https://w.atwiki.jp/star_grail/pages/54.html
人が人を殺す事は、悪だ。 現代においてそれはもはや常識である。 地球上でほぼ全てといっていい数の人間が、当たり前の知識として知っている。 人の死は何も生まない。 誰かを傷つける行為。悲しませ、苦しませ、痛めつけ、最終的に何もかも無くさせる手段。 これらは許されぬ事。罪深き事。公にされ、裁かれるべき業である。 何故。何故、人を殺す事は悪とされるのか。 テレビのニュースで。新聞の見出しで。途切れなく多くの殺人が報道される。 映し出される、涙に暮れた遺族。被害者の名を悲嘆げに叫ぶ友人。 内容が残酷であるほど人々は憤り、非難の声は集中する。 何故か。簡単な話だ。 それは"善人を殺したから"だ。 多くの人に愛され、親しまれて暮らす一般人。 そんな人が恨まれ、殺される道理など存在しない。 存在しない道理によって殺される。それこそが悪だ。 道理なき殺人こそ悪の正体であり、裁かれなければならない犯罪なのだ。 人が文明を築いて数千年。 21世紀に入った現代社会で、人が人を殺す事を許されている例は三つのみとなった。 それは戦争による犠牲。 人類の歴史と常に共にあって、今も何処かで流れ続けている流血。 悪と定め、起こしてならないと口を揃えて禁忌としているのに、戦争が止む日は未だない。 国の利益。民族の尊厳。個人の信念。 それらは正しい。どれも手にする権利がある、肯定されるべき概念だ。 だが世界の全てで、各々の意見を折り合わせるには人類は増えすぎた。 複数の正しさはかち合う。百人の幸福には等量の不幸が百人に降り注ぐ。 幸せを追い求めて、正しさを知りたくて、けれど取り分は予め決まっていて。 だから人は他人を悪とした。 心を殺さず戦場で生きるには、敵を人間(同胞)と思ってはいけない。 前線に立つ誰かは言う。「戦争で人が死ぬのは仕方がない」。 皮肉ではなく本心から、誰かはそう思った。 それは法律による処刑。 人を裁く役目を人でも王でもないシステムに委ねる。 現代で法治国家と呼ばれる構造。 犯罪者は警察に捕まり、裁判にかけられ、罪に応じた罪を課せられる。 世界中の国家で、それは法によって定められている。 そして余りにも罪が重い者が出れば、法は殺人を許可する。 生きている事で償いにならない。更生の余地、反省の色が見られない者に、死刑判決を下す。 法律の規定に準じ、人を殺す行為を公的に認められるのだ。 あるいは、法律のひとつである正当防衛。緊急避難。 人は自身と他者を襲う危機から身を守る権利があり、それによって襲った人間を殺したとしても重い罪には問われない。 他者を犠牲にして自分の身を助けても、状況を加味すれば許されるカルネアデスの板。 法は状況によっては、人を死なせる事を咎めない。 私情で揺れ動かず、擦り減る心もない理想の支配。 この瞬間、人は背負ってきた罪のひとつから解放されたのだ。 それは、あるいは―――― まだ人の文明が発展途上の頃。そこでは当然のように認知されていた存在。 健康管理の不届きの病死。雷や地震の自然現象の事故死。 歴史に現れる暴君の死の原因に、高次元の意思を見出す試み。 幾つかの偶然が重なり、因果が絡まり、それが起きた時。 人は喜びを以て迎え、その行いを責めるどころか称賛する。 天の裁きと呼ばれる、絶対の死の運命を人は易々と受け入れていた。 先の時代の者が見れば、無知な様を滑稽と笑うだろう。 だが現代の中ですらそれを信じる者はいる。 見る者も感じる者もいないのに、いると伝えられるだけで"在る"もの。 神と呼ばれる、法を超えた域による殺人だ。 ◇ ◆ 『……昨夜未明、新都の宝石店で強盗殺人の容疑で捜査中の◯◯容疑者が路地裏で遺体の状態で発見されました。 遺体は首を切断されており、鋭利な刃物で寸断されたとされ……』 自宅で家族一緒に朝食を取る最中には不釣合いなニュース。 父は何かの使命感を秘めた目でニュースの文面を見据え、母はそれを心配そうに見つめる。 だが息子である夜神月(ライト)はそれを気にした風もなく聞き流しながらトーストを口に含んだ。 『見ての通り、仕留めた』 『ああ、ご苦労だった、アサシン』 家族の誰にも聞こえない男の声に、やはり彼の中でしか聞こえない領域で応える月。 念話という、契約したサーヴァントと精神対話を可とするスキル。 他者に映らない相手との付き合いは心得ている月にとって、不自然さを見せることのない習得は容易なものであった。 『暫くは情報収集に努めよう。本格的に始まれば派手に騒ぐ連中も出てくるだろう。自分で手に入れたものじゃない力で舞い上がった奴なんてそんなもんだ。 そうして絞り込んだ相手が孤立したところで、君をぶつける』 『了解した。お前が特定し、俺が裁く。理想的な役割分担だ』 そうして秘めやかな会議が行われる中、画面には被害者の過去の犯罪歴が挙げられ男の凶悪さを説明している。 現代ではそうお目にかかれない怪死に住民は困惑こそするが、同時に誰もが思っているだろう。 たとえ口に出すのを憚れるとしても。犯罪者といえど殺人は罪であると、公然の知識を弁えていても。 望んでいる者がいる。往来をはばかりなく歩く罪人の死を。 そしてこう呟くのだ。裁きが下った、因果応報だ、と。 『召喚に応じた以上、俺の用途は全てお前の自由だ。道具として存分に使え』 『分かってる。お前が僕のサーヴァントなのは一番の幸運だよ』 幸いにして自分のサーヴァントは予想を超えて従順だ。英霊というにはリュークのような一筋縄ではいかない人格と思いきや、このサーヴァントは遥かに従順であった。 だがそれも、サーヴァントの真名を知る月にとってみれば違和感ではない。 なにせ自分が契約した英霊は戦場での勇猛果敢で名を馳せたのでも、人類の発展に貢献する偉業を為したのでもない。 『ただ、人を殺し続けた』。 戦でも功利でも恐怖でもなく淡々とそれを続けてきただけでしかないのだから。 人魂を思わせる蒼の髪。眉目秀麗ながら冷血冷淡の極みにある相貌。 纏う黒服はかの悪名高きナチスドイツの制服。その上にはさらに薄い黒衣を羽織っている。 形こそ人の姿をしているが―――その存在感は月の知る『死神』と全く相違のない、死の具現そのものだ。 ―――異世界に連れてこられて契約するのがまた死神とはな。つくづく縁があるよ、オマエたちとは 名前を書いた人間は死ぬ―――死神が持つノート、デスノート。 捕らえられてない凶悪犯。人の手を超えた道具で罪人に死の裁きを。 偶然によって手に入れた月はノートに名を書き連ねた。私欲ではない、余にはびこる犯罪者を一掃して善人だけが生きられる世界、真の理想郷を生み出す使命によってだ。 それがキラ―――名も顔も知れぬ救世主に人々が名付けた月のもう一つの真名である。 そう、月には蔓延る全悪を消し新世界を作る崇高な目的がある。 こんな見知らぬ場所で殺し合いに興じる暇など本来なら間違ってもない。 表向きキラ対策班に加わり、指揮を執る探偵『L』を出し抜く心算を図らなければならないのだ。 それがいったいどうして、聖杯戦争などという儀式に巻き込まれてしまったのか。見当もつかない。 妹が辛気臭いニュースを嫌がってチャンネルを変える。画面では犬が飼い主につられながら地方の住人にもみくちゃにされていた。 ―――アサシンの能力は格別高くない。だが宝具は条件さえ満たせば一撃必殺だ。大概のサーヴァントは嵌まるだろうが戦闘で遅れを取る可能性も鑑みるとできればマスターがいい。 既に罪人である者。この街で犯罪を重ねてる者。ここでも僕の父は警察だ。パソコンから情報も引き出せる。あとは…… 手にした『道具』の威力を月は実体験として確かめ、計算する。 サーヴァント。宝具。人類史に名を残した伝説の英霊。今も自分の背後にいる暗殺者の英霊のスペックは把握しておかなくてはならない。 殺し合いなどに巻き込まれたのは甚だ不本意だ。加えて、他の犯罪者のような相手と一括りにされている状況にも納得いかない。 だが……その『優勝賞品』には興味が湧いた。 聖杯。救世主の血を受けたとされる杯。あらゆる奇跡を起こし、世界の傷を癒やすとされる聖遺物だ。 世界中の人間が知っている神の宝物。新たなる神となる月が手にするには、見事に嵌まるシンボルだろう。 宗教家達を一気にキラ派へ傾倒させる材料にもなるかもしれない。いずれにせよ新世界創造の助けに大いに役立ってくれるには違いない。 なし崩しとはいえ参加する以上、身に入る旨味と使い道を把握しくのは当然といえた。 自分は必ず勝ち残らなければならない。 生きて還りキラの活動を継続するのは勿論、手に入る聖杯とマスターの存在を危惧する故だ。 なにせ万能の願望器だ。謳い文句がどこまで真実かはまだ疑念があるが、英霊召喚という実績がある以上、効力があるのは確かなのだろう。 少なくとも、強力無比な力にものを言わせ、欲するものを好きに奪い、蹂躙してのけられる程度の力は。 この街に集まってるマスターの大半はそうした手合いだろう。法を忘れ自分の欲望を自制せず、他者に暴力を振るい犯罪を重ねる…… まさに月が忌み嫌う悪(クズ)、キラとしてこれまで裁いてきた死すべき犯罪者と大差ない。 そんな悪に聖杯が渡ればどうなるかなど馬鹿でも分かる。自分の世界に被害が回ってくる可能性は決して否定しきれないのだ。 禁忌の果実という誘惑に耐え、聖杯を所有し正しく使えるマスター……そんな人物はこの自分以外にはいない。 「それじゃあ父さん母さん、行ってくるよ」 身支度を整えて一足先に外へ出る。向かうのは通っている新都の大学だ。 アサシンに言った通り暫くは市井に溶け込み情報を集める。キラとして動いた頃と変化はない。 サーヴァントという必殺の武器を手に、殺すべき相手の所在を突き止める知恵比べ。強いて変化があるなら敵にも同じ武器が与えられてる点。 ―――僕は負けない。用心を重ね今まで通りやれば、順当に勝ち残れる自信はある…… 天から落とした聖物は、新たな神の手元に置かれるべきだ。 新世界に君臨する新たな野望を燃え上がらせながら、月は今後に備えた戦略を練り出していた。 ◇ ◆ 月のない夜。 街の外灯も届かない路地の裏で、一人の男が立っていた。 黒き装束に蒼髪。抜かれた真剣のような、そこにいるだけで周囲の気温が下がっていく威圧感。 生ける者の気配がなく、双眼の視線は絶対の零度に凍えている。 これはこの世のものではない。これは世界にいてはいけない。 英霊の残響。神秘の絶地より来たる境界記録帯(ゴーストライナー)。 サーヴァントという、冬木という街に巣食う無数の化外の一つに他ならない。 「…………」 男の前にはひとつの死体がある。 倒れている全身。泣き別れにされた頭部の瞳は恐怖に見開かれたまま固まっている。 恐怖で固まった犯罪者(おとこ)は、痛みを感じる間もなく命を刈られていた。 手には血に濡れたばかりの刃が添えられている。 刀というより鎌に近い形状。死神が掲げるには相応しい象徴。 実態は、ギロチンだ。罪人の首を落とす断頭台は、男の右の肘から直接生えていた。 「死体が臭うな」 すん、と男は鼻を鳴らす。 視線は自身が今殺した眼前の死体に向いてない。 虚空を見上げ、此処にはいない相手に言葉を投げかけていた。 「墓から戻って屑籠を漁り何になる、死人共が。それは矛盾であり、幽世の穢れだ。現世に持ち込むな」 殺人に柳眉を動かさず、道具として生きるのに何一つ不満のない男が。 侮蔑に満ちた声を漏らしていた。 殺意を孕んだ宣言を下していた。 『処刑人』には不要な、感情という炎を湛えさせていた。 男は殺した。無数の人間を。戦争犯罪者を。 罪に関わらず、善悪に揺れる事なく、処刑の道具として完全に在り続けた。 取り零さず精確に計測したその数は、歴史に打たれるべき事実と化した。 称賛にも悪評にも男は動じない。蔑まされ続けた晩年すらも男にとっては涼風のような時間だった。 男に感情などというものがあるなど周囲の誰もが思いもしなかった。 同じ一族である家族すらも露とも思わず、本人すらそれを考えた事もなかった。 この、瞬間までは。 「俺達には既に命の輝きはない。これ以上生者の世界を汚す前に、再び終わりをくれてやる」 聖杯戦争を男は憎む。それは死者を蘇らせる悪辣なヴァルハラであるからだ。 サーヴァントを男は殺す。死者の生を認めず、全てを土に還す為に。 「この、ヨハン・ライヒハートの死(な)を思い出せ」 世界で最も人を殺した処刑人は、死神として舞い戻ったのだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 ヨハン・ライヒハート 【出展】 史実(20世紀・ドイツ) 【性別】 男性 【身長・体重】 176cm・63kg 【属性】 中立・中庸 【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運C 宝具B 【クラス別スキル】 気配遮断:E- 処刑とは秘されて行われるべきではない。公的に執行されるべきものである。 このランクだと実質機能していないに等しい。 【固有スキル】 白日の断頭:A 攻撃、暗殺は防げても決定された処刑は逃げようがない。 ヨハンを見た者に意思ST判定を行い、失敗したら数ターン行動不能になる「恐怖」のバッドステータスが付く。 死刑執行人という、民衆にとっての恐怖の象徴がスキルとなったもの。 標的を逃がさず殺すという点のみでいえば、天性のアサシンともいえる。 処刑人:A+++ 悪を以て悪を断つ、究極の裁断行為。 属性、悪に対するダメージが向上する。 また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合も対象となる。 ここまでくると、もはや本人が生きる処刑装置そのもの。 人間観察:C- 人々を観察し、理解する技術。 ヨハンの場合、"その者にどれだけの罪状があるか"に特化している。 その分析はむしろコンピューター的な思考に近い。 【宝具】 『死は慈悲の幕引きなり(グナーデン・シュトース)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人 より速く、多く、そして確実に、痛み無く処刑することを求められたヨハンとライヒハート家、 ひいては全ての処刑人の精神が宝具と化したもの。 逃げられず、防ぎ切れず、免れようのない手段として当然の帰結――――光のギロチンによる斬首法。 最大の特徴は真名解放から完了までのタイムラグの短さ。発動すれば光の速さでギロチンが対象の首に走り、瞬く間に切断する。 魔力や運命に依らない、速さと鋭利さ故に回避も防御も不可能という単純な理屈。 また対象の罪状の重さで魔力消費が減少するという特性を持ち、 極刑級になれば極めて低魔力で済み、連続発動も可能。 あくまで最大補足は1人だが、目の前に100人の死刑囚がいるとして、 全員の首を飛ばすのに"1人1人順番に殺して"も理論上は10秒とかからない。 基本的には極刑の相手にのみ使用する。 『処刑刃(トーデス・シュトラーフェ・マイスター)』 ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 自らの意思を殺し、処刑を行使する装置として生きると定めたヨハンの精神が宝具と化したもの。 ヨハンの肉体、服飾は世に知られている全ての処刑道具を再現できる。 無数の暗器を仕込んだアサシンにも見れるが、本人にそうした用途の考慮は一切ない。 【Weapon】 『処刑刃』による処刑道具。 手はギロチンでベルトは首吊りの紐、抱擁は鉄の処女(アイアンメイデン)である。 【人物背景】 ドイツの死刑執行人の家系ライヒハート家の8代目。 史上最も多くの処刑を行った男。 その数3165人。第2位のシャルル=アンリ・サンソンの500人以上である。 これだけ多くの執行を重ねたのも、フランス革命の最中で処刑人を務めたサンソン同様、 第二次世界大戦中のナチスドイツが席巻した時代に居合わせたことが大きい。 大戦に入り死刑囚の数は爆発的に増加。死刑執行人も大量増員された。 そんな多忙の中でもヨハンは執行手順を厳格に守り、1人ずつギロチンで首を落としていった。 敗戦後ナチ党員だったため逮捕されるが、「死刑執行人としての義務を遂行したものである」として無罪。 その後連合国側から執行人として再雇用され逆にナチスの戦犯を処刑することになる。 敵も。味方も。無実であるはずだった者も。 ヨハンは眉を僅かにひそめもせず全てを平等に処刑した。 人はいずれ必ず死ぬもの。そして人は往々にして理不尽によって死する。 ならば善悪に差異はない。そも処刑人たる己に善悪を測る権利はない。 刃は情を持ってはならない。刃に心は許されない。重き方に傾く無謬の天秤たれ―――― それが死刑執行人として生まれた者の使命。 鉄の意志を以て、ヨハンは処刑人という刃の役目を完遂した。 数多の人を殺し続ける――――過去の処刑人が抱いた苦悩を一切抱かずに役割に殉じた執行者。 長年ライヒハート家が求めた理想の処刑人は、直後の死刑制度の廃止によってあっけなく姿を消した。 廃止後のヨハンは周囲に忌み嫌われ息子も自殺し、孤独な人生を歩んだという。 その時初めて、彼の顔に人間らしい安堵が生まれたことを誰も知らぬまま。 【特徴】 ナチスの黒服の上に黒衣を羽織っている、蒼髪の美青年。 しかし人間とは信じられない鉄血冷淡の雰囲気はまさに死神そのもの。 【サーヴァントとしての願い】 サーヴァントとしては極めて忠実。己を道具として使われるのをよしとし、マスターにもそうするよう求める。 善悪を基準としないヨハンだが、死に関してだけは一生に渡り重く見続けてきた。 死は世界にとって絶対の境界線。死者が地上に戻ることなどあってはならない。 それは道具に初めて芽生えた意思。彼をして許せないと奮起するに至った生への侮辱。 "全てのサーヴァント(死人)を殺すこと" この聖杯戦争で抱いた、唯一無二の願いである。 【マスター】 夜神月@DEATH NOTE 【能力・技能】 容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能のなんでもござれ。 世界最高の探偵「L」とも渡り合える頭脳を持つ。 【人物背景】 全てに恵まれながら日々に退屈していたある日、 「名前を書きこんだ人間が死ぬノート」、デスノートを拾ったのを機に燻っていた世の中への不信が爆発。 悪が存在しない、善人だけの理想世界を目指し、新世界の神となる事を決意。 裁かれぬ犯罪者をノートに書きこみ続け、やがて救世主「キラ」として世界中で信仰される存在となる。 最初に興味本位でノートを使い人を殺した罪悪感に追い詰められ、デスノートの利用を「自分にしかできない」と転換する人間的な弱さがあったが、 次第に自分の正体を探る邪魔者を始末するのに躊躇しない、自分の正義を疑わない傲慢さが大きくなっていった。 【マスターとしての願い】 聖杯を悪用されないためにも自分が手に入れる。 その後は新世界創造の助けに使う。 【方針】 情報収集。マスターと思しき犯罪者にアサシンを当て確実に始末する。
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/99.html
本当にほしかったものに気づいたのは、命が尽きる間際のことだった。 それは目の前にあった。ただ、見ていなかっただけだった。 あの形で人生を終えたことに、悔いは無い。 だがもし、もう一度やり直せるというのなら……。 ◆ ◆ ◆ 「……これが僕という、愚かな男の人生だ。暇潰しくらいにはなったかね、アサシン」 町外れの廃ビルの中で、一組のマスターとサーヴァントが顔をつきあわせていた。 マスターの名は、伊東鴨太郎。 ここではないどこかの世界の日本で自分の所属していた組織を乗っ取ろうと企み、そして死んでいった男だ。 たしかに死んだはずの彼は、いかなる奇跡か気が付けばこの冬木の地にいた。 ちぎれ飛んだ腕を始めとして、傷は完全に癒えていた。 そして混乱する伊東に与えられたのは聖杯戦争の知識と、アサシンのサーヴァントだった。 「世界が一つじゃないってのは、英霊になってから得た知識で知っていたが……」 これまで伊東の身の上話を黙って聞いていたアサシンが、ゆっくりとしゃべり出す。 「世界が違っても、似たようなものは出てくるんだな。 『しんせんぐみ』の近藤、土方、沖田か……」 「まったくだ。僕もあなたの真名を聞いて、心底驚いたよ。 世界の壁を越えてまで、また土方という名前の男と出会うとはね」 そう、アサシンの真名は土方歳三。 新撰組の副長として幕末にその名をとどろかせた男である。 そして、伊東の好敵手と非常によく似た名前を持つ男でもあった。 「まあ、これも何かの縁だ。仲良くやろうぜ、マスター。 俺はあんたの名前にいい思いは抱けねえけどなあ」 「まあ、名前はともかく……。仲良くはやっていきたいと思う。 生前……と言っていいのかはわからないが、かつての僕は他人との絆をものにできなかった。 それを手に入れれば……違った生き方ができる気がする」 「甘っちょろいこと言ってやがるなあ。これから殺し合いやるんだぜ、俺たちは。 そんなんで本当に大丈夫かよ」 辛らつな言葉を吐く土方。しかし、その顔には笑みが浮かんでいた。 「まあ、あんまりきついこと言うのも可哀想か。話を振ったのはこっちだしな。 仲間同士で信頼を深めるのは、何も悪いことじゃねえ。 とっさの連係が必要になることもあるだろうしな。 勝つために、やれることはやっておくべきだ」 「勝つために、か……。そうだな、僕は勝ちたい。 本来死人であるはずの僕が願いを叶えようとするなんて、おこがましいのかもしれないが……。 それでも僕は、やり直せるものならやり直したいんだ」 「やり直す……」 土方は、ふいに天井を仰ぐ。 (もし、もう一度やり直したとしたら……俺たちは勝てるのか? 新撰組は壊滅せずに済むか? いや、おそらくは無理だ……。しょせん俺たちは、時代についていけなかった連中だ。 仮に無理やり勝たせたとしても、それは日本の未来を歪めることになる。 高確率で、悪い方にな……) 土方の口元が、自嘲に歪む。 「何か……?」 「いや、たいしたことじゃねえ。ちょっと考えの整理をな」 不安げな伊東に対し応える土方の顔は、すでに平静を取り戻していた。 「とにかく、俺は戦って勝つことが目的だ。聖杯はおまえさんが好きに使えばいい」 「ああ、遠慮無くそうさせてもらおう」 「それじゃまあ……改めてよろしく頼むぜ、マスター」 土方が、無造作に手を差し出す。 伊東は少し考えたあと、その腕を取った。 (もう少し早く、こうして他人の手を取っていれば……。 いや、それは今思うべきことじゃない。 それをやるために、僕は戦うんだから) 伊東鴨太郎の新たな戦いが、ここに始まる。 【クラス】アサシン 【真名】土方歳三 【出典】史実(日本・幕末) 【性別】男 【属性】秩序・悪 【パラメーター】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:C 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 軍略:C 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。 仕切り直し:B 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。 同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 拷問技術:A 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『誠の旗』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:200人 新撰組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。 一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた近藤勇を始めとする新撰組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。 各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。 また、隊士によっては魔剣の域に達した剣術を使用可能なため、総合的な攻撃力は高い。 ちなみにこの宝具は新撰組の隊長格は全員保有しており、 効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。 土方が使用した場合は、拷問などの汚れ仕事を行ってきた悪い新撰組として召喚される。 【weapon】 「和泉守兼定」 生前からの愛刀。特殊な力はない。 【人物背景】 幕末の京都を守護した「新撰組」の副長。 厳しい規律で隊士を統率し、「鬼の副長」と恐れられた。 戊辰戦争においては各地を転々としながら終盤まで新政府軍に抵抗を続け、最後は函館・五稜郭にて戦死することとなる。 なお今回はアサシンでの召喚ということもあり、おなじみの浅葱色の羽織ではなく黒い着物を着用している。 【サーヴァントとしての願い】 勝利を味わう 【マスター】伊東鴨太郎 【出典】銀魂 【性別】男 【マスターとしての願い】 真撰組入隊時から、人生をやり直す 【weapon】 無銘の日本刀 【能力・技能】 頭脳は優秀。剣術の腕もかなりのものである。 【人物背景】 真撰組入隊からわずか1年で、参謀という地位を手に入れた人物。 他の隊士たちが苦手な外部との交渉を一手に引き受け、局長の近藤からも篤く信頼されていた。 幼少期は文武両道の神童であったが周囲からは嫉妬しか向けられず、次男であるがゆえに両親からも冷遇されて育つ。 それ故に歪んだ自己顕示欲が膨らみ、自分の力を他人に認めさせることに固執するようになった。 敵であるはずの攘夷志士・鬼兵隊と手を組んで真撰組の乗っ取りを企てるが、元より鬼兵隊からは捨て駒としか見られておらず、まとめて始末されそうになる。 その中で裏切り者の自分を守ろうとする近藤の姿に自分が真に欲していたのは「他者との絆」であること、 そしてそれはすでに真撰組の中にあったことを知る。 しかしその時にはすでに致命傷を負っており、最後は土方によって裏切り者ではなく仲間として葬られた。 【方針】 聖杯狙い。
https://w.atwiki.jp/p2rdj/pages/992.html
アサシン・ヴァイン Assassin Vine アサシン・ヴァインは食欲旺盛な食虫植物である。クリーチャーを直接摂取するのではなく、獲物を絡めてその生命を絞り出すことで自ら肥料を作る。この植物はクリーチャーを殺した後、その死骸を根に引き寄せて腐敗した肉を食べる。アサシン・ヴァインには視力がないが、根系を使って表土の振動を感知し、葉を使って付近の熱変化を感知することで、獲物を発見し追跡することができる。アサシン・ヴァインには本当の知性はないが、学習した行動は狡猾な待ち伏せ狩人に似ている。 アサシン・ヴァインは動きが遅いため、十分な獲物がいる限り、一般的に1つの地域に根付いたままだ。ほとんどの場合、アサシン・ヴァイン森林地帯の小道や沼地に沿って見られる。とはいえ、より田舎の集落や手入れの行き届いていない畑、ブドウ畑でも遭遇することがある。アサシン・ヴァインは古典的な意味で訓練することはできないが、防衛用に利用でき、ゴブリンやフェイのような森林地帯に住むクリーチャーは、あまり使われない経路をすみかに組み込むための保護者としてこの植物を栽培することが知られている。このような場合、植えた者はしばしば使われていないことがわからないように明らかな道を作ろう試みつつ、アサシン・ヴァインの犠牲者の骨を確実に取り除いてその存在を秘密にしようとする。その結果、その道はすみかへの簡単な道のように見えるが、実際には生きた待ち伏せ罠となっている。 成熟したアサシン・ヴァインは20フィートの長さに成長し、5フィートから10フィートの長さに達する主幹から伸びる小さなつるを持つ。これらのつるのうち最も小さいものは約6インチごとに芽を出す。全葉の群生が多く、小さな実をつけることもある。最近餌を食べたアサシン・ヴァインには、血のように赤いふっくらした実が房になっていることがあり、その実は果汁が多く酸味があるが、噛まれた唇の血のかすかな味からくるような、やや不快な鉄分の後味が残る。 “知識の想起”――植物(〈自然〉) DC 18 一般的な知識 DC 16 専門知識 DC 13 アサシン・ヴァイン Assassin Vine クリーチャー3 N 大型 植物 精神なし 出典 Bestiary 2 26ページ 知覚+10;振動感知30フィート、夜目 技能 〈運動〉+9、〈隠密〉+9 (森林や草原では+11) 【筋】+4、【敏】±0、【耐】+3、【知】-5、【判】+3、【魅】±0 迷彩/Camouflage アサシン・ヴァインは遮蔽を有してなくても自然環境で“隠れ身”を行える。 AC 18;頑健+10、反応+7、意志+8 HP 68;弱点 [火炎]5、[斬撃]5 掴む植生/Grasping Foliage [reaction] (始原、変成術) トリガー アサシン・ヴァインが20フィート以内のクリーチャーを振動感知で認識する; 効果 アサシン・ヴァインは20フィート放射の範囲内にいる植物に1ラウンド影響を及ぼし、移動困難地形に変える。この範囲内でターンを開始するものはDC20の反応セーヴを試みる。失敗すると範囲内にいる間移動速度に-10フィートの状況ペナルティを受け、大失敗の場合は1ラウンド動けない状態になる。クリーチャーはこの効果から逃れるために“脱出”を試みられる。アサシン・ヴァインは掴む植生に完全耐性を持つ。 移動速度 5フィート 近接 [one-action] つた +12[+7/+2](間合い:10フィート)、ダメージ 1d8+6[殴打]、加えてつかみ 締めつけ [one-action] 1d8+4[殴打]、DC 20 財宝と報酬:Assassin Wine Assassin Wine The berries of an assassin vine are something of an acquired taste to most, but the process of aging the berries into wine can remove the unpleasant aftertaste—provided the berries are harvested from a living vine. After the vine's death, toxins in the plant quickly seep into its berries, making them unsuitable for harvest, and as a result, assassin vine wine is a dangerous delicacy to prepare. Those who master the art, though, find that the proceeds can more than cover the cost of having to periodically hire adventures to help curtail an unruly— and—hungry vineyard.
https://w.atwiki.jp/dollabo/pages/397.html
アサシンに関するプレイング デュエルオブレジェンドで相手のユニットを破壊する手段は主に4種類あります ①相手のユニットを攻撃力の高い自軍のユニットで戦闘破壊する ②相手の攻撃表示ユニットをアサシンで攻撃して、アサシンの効果で破壊する ③未完のキューブや生命の滅亡などのマジックカードで相手のユニットを破壊する ④相手の攻撃表示ユニットを特攻の剣を装備させた自軍ユニットで攻撃し、特攻の剣の効果で破壊する この4つの中で一番お手軽に相手のユニットを倒せるのが②のアサシンです アサシンはCP100で召喚できて、かつアサシン1枚のみで相手ユニットを破壊する事が可能だからです ここではアサシンに関するプレイングを紹介します アサシンの役割 相手の攻撃力の高いユニットに対し、アサシンで攻撃してユニットを破壊するのが基本的な仕事です アサシンのCPは100です。CP300のカルキと相討ちできればCP面ではこちらが200ほど得する事になります 逆にアサシンにCP100ユニットをぶつけられるとCPは同じでもダメージを受ける分やや損する事になります アサシンで相手の足止めや回避を消費させる こちらのアサシンの攻撃に対して、相手がソーマの烙印や生体転送などを使ったとします そうするとユニットの破壊はできずとも相手にCP50のカードを消費させた事になるので アサシンは「CP100で召喚してCP50使わせた(CP50の働きをした)のだからCP50で召喚したも同然」になります このようにアサシンは相手ユニットに対し攻撃を仕掛ける事で戦闘破壊、もしくは 相手にカードを消費させるというMPアドバンテージを取りやすいカードです アサシンを使用する上での注意点 ①自身のLPに気を付ける ③守備表示ユニットには無力 ②攻撃目標がいないとただの飾り ④場にいるだけで仲間に負担がかかることも まずは① アサシンの特攻によって自身のLPが0にならないよう注意しましょう 強いユニットを倒すほどその攻撃力分の反射ダメージを受ける事になります 次に② 守備表示の相手ユニットを攻撃力0のアサシンで攻撃しても戦闘破壊できません それどころか反射ダメージも受けてしまいます 相手ユニットを攻撃表示にして戦闘破壊するかアサシン以外の解決策を探しましょう そして③ アサシンは相手にユニットがいればこそ本領発揮するユニットです 他のユニットと違い攻撃力0なので相手のLPを1ミリも減らすことができません 役割の無いユニットを場に出しておいても相手に対処札を用意されるだけです アサシン単体を目的もなく場に召喚するのはやめておいたほうが良いでしょう 最後に④ 相手はアサシンと戦闘することを避けたいため、アサシン以外を攻撃対象とします 自分の場にアサシンのみがいると、相手の攻撃目標は自分ではなく自分の味方に流れることになります 味方にユニットがいなければ味方のLPがどんどん減らされます それだけでなく味方がユニットを召喚した時に自分の場にアサシンがいると 相手にとって未完のキューブや生命の滅亡などを発動する絶好の機会となります 役割の無いアサシンを場に残すのは危険が伴います アサシンと相性の良いカード 背水の陣 自分のLPが低いほどターン開始時MPを回復します 総じてLPが減少すると能力が上がる類のカードと相性が良いです 吸血鬼ドラキュラ アサシンで減少するLPをドラキュラが回復して補います ドラキュラとアサシンと供に出すことによりドラキュラが相手LPにダメージを与えて、 ドラキュラが倒せないユニットをアサシンが倒すという役割分担もこなせます 総じてアサシンによるLP減少を回復するカードと相性が良いです 未完のキューブ アサシンと共に使用することで相手ユニットを破壊しやすくなります アサシンで相手ユニットに攻撃を仕掛けることで相手の場のソーマや吸収などを発動させます そのソーマや吸収にチェーンして未完のキューブを発動することでユニット破壊成功率を高めます 未完のキューブ単体で破壊しにいくのではなくアサシンと併用して伏せを使わせる点がミソになります アサシンにはこんな使い方もあります 守備アサシン 自分のLPが風前の灯のような時にアサシンを命の盾として使用する方法です 守備表示で出すことでアサシンが倒されたとしてもこちらのLPが減る事はありません 緊急時以外で守備アサシンをすると相手の攻撃目標が味方に流れるので非常手段として考えて下さい 絶対防御+アサシン アサシンで攻撃する時に絶対防御を発動しておくと攻撃によるダメージを受けません 闘神の結界や熾天使ガブリエルなどLPの減少を抑えるカードも相性が良いです このページに関してのコメントは以下のテキストボックスから 名前 コメント